“夏祭り”を終えて『今日のこばなし』
7月5日(土)に、満3歳児以上のクラスの園児が参加する『愛の泉っこ夏祭り』を開催しました。
保護者の皆様のあたたかいご協力のもと、無事に開催することができましたことを心より感謝申し上げます。
本園の夏祭りは、毎年各学年ごとにコーナーを作り、子どもたちと一緒に作り上げています。
☆年長組は6月にどんなコーナーを作り上げたいのか、子どもたちが話し合って決めました。
年長組は今まで園での夏祭りを経験している子どもが多いこともあり、様々な意見が活発に飛び交っていました。新たなコーナーを作りたい子、昨年度の年長さんに憧れて昨年度と同じようなコーナーを作りたい子、それぞれの子どもたちが自分の思いをのびのびと発言していました。
友達の意見も含めてたくさん話し合いをしたり、多数決をとったりしながら今年度は『おばけ宝探し迷路』と『夏祭りシューティング』の2つのコーナーに決定しました。
毎年のことながら、『したいこと』また『どうしてそのように思っているのか』『自分が提案したコーナーのおすすめPoint』などを自分なりの言葉で一生懸命に伝える姿に感心させられます。
自分の意見を伝えつつ、友達の意見にも耳を傾ける、そのような時間を持つことは子どもたちの心の成長にも大きくつながっているのだと感じています。
コーナーが決まった後は、友達と一緒に役割を分担しながら作り進めていました。
☆年中組は、今年は『アニマルシューティング』を作りました。
子どもたちと話し合い、ゴールを何の動物の形にするのかを決めました。
普段はA組,B組,C組とクラスごとに過ごしていることが多い年中組ですが、夏祭りの準備はクラス関係なく『パンダ・ペンギンチーム』と『ライオン・うさぎチーム』の2つのチームに分かれて行いました。
”作りたい動物”で決める子、友達と話し合って決める子、仲の良い子が決めたのを見て同じチームに決める子、保育者に相談しながら決める子、などその決め方は様々でしたが、どちらのチームで行うのかは、子どもたち自身が選び、決めました。
段ボールや画用紙、折り紙やマジックペンなど様々な材料を使って、「もっと大きくしたい」「ここの色はかわいくしたい」などイメージを膨らませながら作っていました。
完成した時には「見てみて!すごいのできてるよ♩」とニコニコしながら手を引いて、見せてくれるなど、達成感を味わっていたようでした。
☆年少組、満三歳児組は『ドキドキスイカ大作戦☆』という題の”すいか割り”を作りました。
保育者が牛乳パック等で土台を作り、その上から子どもたちが緑と黒の画用紙ちぎって貼りスイカを作りました。スイカの中には、紙袋に入った景品を入れたのですが、その袋にも絵の具をつけたローラを転がして色を塗り、黒いシールを貼り『スイカ柄の袋』を完成させました。
特に年少組、満3歳児ごろの子どもたちには、友達と一緒に行う経験も重要ですが、一人で自分のやりたいことに夢中になって気持ちが十分に満たされる経験もとても大切だと考えています。
数名の友達と一緒にスイカに飾りをつける、一人で好きなように色を塗ってスイカ柄の袋を完成させるという今回の活動は、どちらも大切にできた時間になったのではないかと思っています。
年長組の子どもたちが「すご~い!楽しい!」と拍手を送る程、素敵な作品が出来上がっていて、子どもたちも年少組の担任たちもとても喜んでいました。
夏祭りに向けて準備をしていた園内は、とてもにぎやかで大盛り上がり!その様子をみてこの時間があるからこそ、更に当日が楽しみになるのだろうなと改めて感じているところです。
当日は、お母さまやお父さま、おじいさま,おばあさま、ご兄弟などご家族の方々と一緒に各コーナーを回っている子どもたちの笑顔が弾けていて、嬉しくなりました。
夏祭りなどの行事の際に、卒園したお兄さんやお姉さんに会えるのも楽しみの一つで、「先生~!」と手を振ってくれる様子に懐かしさを感じつつ、卒園されても成長される姿を見れる喜びを噛みしめておりました。
職員に「楽しかったです!」「良い思い出ができました!」「今年もありがとう」などなどあたたかいお言葉をくださった保護者の方々もいらっしゃり感謝の気持ちでいっぱいです。
誠にありがとうございました。
2学期に行う行事も楽しみです☺
教頭 馬場恵里香
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